今回は、横浜駅からほど近い「維新商店」さんに行ってきました。
維新商店について
維新商店は2004年神奈川県大和市に誕生したラーメン屋「麺や維新」。オープン直後にトラブルに見舞われ2年後に閉店を余儀なくされました。
その更に2年後に横浜に再び出店2013年に目黒に「麺や維新」の店舗を移し、横浜の店舗はコンセプトを変え再々オープン。これが現在の「維新商店」です。
また目黒にある「麺や維新」はミシュランガイドにおいて「5000円以下のリーズナブルな価格で食べることのできるおすすめのレストラン」である『ミシュランビブグルマン』を2015年から5年連続で獲得している実力は十分のお店です。
ミシュランビブグルマン獲得経験のあるラーメン屋の異ブランド「維新商店」そのこだわりが凄かった!
生姜の風味が聞いた絶品のラーメンを出すというここのお店、そのスープへのこだわりとはいかがなものなのか?ホームページにはこのように書かれていました。
こだわりのスープ
比内地鶏、名古屋コーチンの鶏ガラをベースに、羅臼昆布や秋刀魚節などをブレンドして作っており、当店で火入れした生醤油のタレを合わせて仕上げております。また、ゲンコツや煮干しの風味が出過ぎないよう工夫された魚介だしなど、繊細な風味のスープが安定してできるよう日々工夫しております。
麺や維新ホームページより引用
ガラには銘柄鶏を使うこだわりよう、またそこに節系や、昆布、煮干しなどといった魚介系のだしをあわせたWスープを使っています。
温度調節にもこだわる、それだけラーメンに命をかけてきたかその思いが伝わってくる、そんなのうまいに決まってるではないですか!
銘柄鶏を使ったスープと魚介のWスープの醤油ラーメンその味とは?
実際に食べてみないと始まらないということで実際に調査しに行ってきました!
横浜駅から徒歩で約10分ほどかかるところにお店はあります。
お店につくと10人ほど並んでいました!並んでいると店員さんからお茶のサービス、とても嬉しいです!
20分ほど待って入店できました。
卓上調味料はコショウ、お酢、いちみとシンプルな構成です。店内にはラーメンのいい香りが漂ってお腹が空いてきます。
特中華そば(生姜醤油味)1100円
特中華そばを注文しました!スープには背脂も浮いていてほんのり生姜の匂いもします。さてどんな味なのでしょうか?
醤油の主張が強く、それでいてしっかり出汁の旨味も感じられるバランスの取れたスープ。そこに背脂が加わることでコクがでてスープの旨味をさらに引き立てています。
生姜の味はというとそこまで強くなくほのかに感じる程度でスープの味を邪魔していないです。鼻に抜ける生姜の香りがとても心地よいスープでした。
麺は中太の縮れ麺でスープによく合います。新潟県のラーメンでよく見られるタイプの麺でした。
小麦の味をしっかりと感じられるある程度噛みごたえもあるので、小麦の甘みや旨味も感じられる仕上がり。
縮れ麺なのでスープもよく絡みとても美味しくいただくことができました。
しっとりとしたチャーシューは低温調理されているのでパサパサにならず柔らかくとても美味しかったです。
ワンタンはしっかりとした存在感のあるワンタンでした。
中にも具材がぎっしり詰まっていてとても食べごたえのあるワンタンで皮もプルプルでとても美味しかったです。
味玉は程よい火の通りでトロッとしすぎておらずちょうどよい半熟加減で、卵自体の味付けも良かったです。
ミシュラン獲得経験もあるラーメン店のセカンドブランドは確かなものだった!
ミシュラン獲得経験のあるラーメン店のセカンドブランド「維新商店」その味は想像の遥か上を行くものでした。
横浜市内では珍しい、生姜醤油ラーメンというジャンルのラーメンが食べられる数少ないお店の一つ。
その珍しさが故に多くの人を魅了しているのかもしれない、「維新商店」に継ぐ新たなラーメン店の出店にも期待が高まる。
今後のラーメン業界に幸あれ。
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