新元号「令和」か始まった、初日「東京 雑色」に新たなラーメン店が産声を上げた。
近年人気の、澄んだスープのラーメンだ。しかし他のラーメンと少し違うらしい。今回ご紹介するのは、「宍道湖しじみ中華蕎麦琥珀」です。
突如として登場したラーメン屋。その他の店とは少し違ったラーメンのキーポイントは「出汁?」
まず今回紹介するラーメン屋は京浜急行電鉄本線雑色駅から徒歩5分ほどのところにあります。駅前から長く伸びる商店街を抜けた踏切の先にあります。平日でも20人ほどが並び土日になると、50人ほど並ぶ日もあるというこちらのお店。
2022年ミシュランガイドビブグルマンにも記載されています。
ここのメニューは「宍道湖しじみ中華蕎麦(塩)」と「地鶏としじみの中華蕎麦(醤油)」の2種類。それに各種トッピングとご飯物。そして、ラーメンはお持ち帰りもやっている。
ここのラーメンの特徴は、普通のお店なら鳥や鰹節などの節系のだしを使うところこちらのお店ではだしの素材に「しじみ」を使用しているところです。
近年では貝だしラーメンは流行ってきているが大体は、シジミやはまぐりなどのだしを使用している。しじみを使用しているので、とても臓器に優しいです。
「しじみ」を使用した究極の塩ラーメン「宍道湖しじみ中華蕎麦(塩)」
果たしてしじみを使ったラーメンの味はどんなものかその真相に迫ります!
今回は特製の塩ラーメンを注文しました。
具材はチャーシューが5枚、卵、メンマ、そしてワンタンに、紫玉ねぎ、芽ネギ?が添えられています。
透明な、透き通ったスープの表面にはチーユが浮きキラキラと輝いています。
鳥の旨味、そしてあとからしじみの濃厚な味が追いかけてくる、そして鼻に抜ける貝の香りが体全体に染み渡ります。
そして麺は中太ストレート麺。加水率はやや低めで歯切れのよい麺。噛むたびに小麦の香りが口全体に広がります。この小麦の香りが、スープのしじみの香りを邪魔をせずむしろ引き立てています。
ワンタンは、しっかりとしたタイプで、かなり存在感があります。
チャシューは、バラ、肩ロース、鳥の三種類入っており全て調理法や味付けが異なり、味の違いを楽しむことができました。
卵は半熟で、完璧な仕上がりでした。
まとめ
ラーメンの完成度は非常に高く、とても美味しかったです。すべての食材が主役でありそれぞれ他の素材の味を全く邪魔せずとてもバランスの取れたラーメンです。
しじみを使った新ジャンルのラーメンは、まさに絶品で今後もこういった貝ラーメンのお店が増えてくるのではないかと思いました。
今後もラーメン業界は熱いです。
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